ハタチのボヤキ

ハタチとか言ってますがホントは22です。学歴コンプを軽く拗らせた私の心のモヤモヤの掃き溜め。

拝啓、ネカマで騙した皆さん。その節はすみませんでした。

メリークリスマス。

皆さんいかがお過ごしでしょうか。

もしかして性的な意味で他の誰かとイチャコラしてるんでしょうか。

そんなあなたも、そうでないあなたも、非モテ童貞を拗らせた21歳男性が深夜に酔った勢いで書き殴ったこの怪文書を読んでいって下さい。

 

 

僕が(ちゃんと男として)tinderを始めてからもう半年以上が経った。

 

tinderなどのマッチングアプリでは、顔写真が主な判断基準となるため、その出来栄えが重要だ。

「二重瞼だけは無駄にクッキリ整ってる」

「遠目から薄目で見れば嵐の大野智に見えなくもない」

「もう少し輪郭をシュッとさせたら雰囲気は小出恵介

「ヤフーをヤホーって呼ぶ某漫才コンビのボケの方にそっくり」

というなんとも絶妙なお世辞を言われたことのある僕でも、写真の映りが悪いのか、誰もライクをくれない。悲しい。

 

嫌になってアプリにログインせずにしばらく放置してたら、

「長期間ログインがなかったので一時的に非公開にしますよ!あなたのログインを待ってます!」

なんて通知がくる始末。現に非公開になったっぽい。やってる意味ねーじゃん。

 

自分語りもこの辺にして本題。

 

ネカマしてる方のアカウントは、良心の呵責と、騙す快感の後に押し寄せてきた賢者タイムにより先日削除しました。

期間は半分くらいだったけど、総マッチ数は本垢と比べたら圧倒的だ。

お蔭で、死ぬ前に一度は言いたいセリフの一つだった

『モテすぎてウンザリだ』

が言えた。何とも微妙な気持ち。

 

以前書いた通り、このネカマ垢の作成理由は

「女性目線でモテる男性とそうでない男性の違いをトークの文面から観察・分析する」

ことだ。

この半年間、男垢のほうでかれこれ十数人とマッチしたが、切に感じたのは

「中身のない話を長々と続ける力」

の欠如。

簡単な自己紹介が終わると、次は何を話せばいいかわからない。そこで話が途切れてしまう。っていうのは以前書いたとおり。

https://powder57.hatenablog.com/entry/2019/10/07/154722

 

これまで生きてきた薄っぺらな経験からですが、相手とどれだけの距離があるかは、この「中身のない話」でわかる、と僕は思うワケです。仲のいい相手とならどんなしょーもない話でも延々と時間を使えるけど、そうでもない人とは何も話せず黙ったまま。

逆に言えば、しょーもない話で盛り上がれれば相手との距離をグっと詰められると思うんです。

そのコツというかノリというかを知りたい。そしてそれが出来たとして、いかに話を盛り上げられるかを学びたい。

そのためのネカマ垢。

 

しかし、いくら脳死でライクしているとはいえ、トークが上手い人と下手な人には、圧倒的な差があるように思える。

そもそも自分も後者の一人だ。そういう意味では同じ穴のムジナなんだろうけど。

少し申し訳ないけど、ブログのネタにさせていただきます。

理由としては、このブログが自分用のメモとしての側面が大きく、文字に起こして客観的に考察したいから。

あと、読んで下さってる皆さんの多くは僕のTwitterから飛んできて下さってる方々でしょう。そのアカウントは、僕と同じ、女子率低めの某理系単科大学の人ばかりフォローしています。そこから情報収集するためです。(最近は趣味垢も兼ねてますが。)だから僕と同じように、女性との出会い方や関わり方に悩む男性も多いと思うんです。そういう皆さんの参考になればと。傲慢ですね。すみません。

 

 

 

というワケで、アタイが実際にマッチした変な男を何人か紹介するわ。

 

【もしこれを読んでピンと来た人がいらっしゃいましたら先に謝っときます。その節はすみませんでした。もうしません。許してください。何でもし(ry】

 

①お花プレゼントおじさん

ネカマを始めてすぐ、プロフィール画像を昔撮った花の写真にしていた時のこと。(手元にある中で一番女子っぽかったから)

マッチしてすぐ、ちょっとした挨拶のやり取りのあと、

「写真のお花、綺麗だね。何の花か知らないけど今度プレゼントするよ。」

なんだこれ。産まれる時代か土地間違えたの?

冗談だとしても寒過ぎる。

プロフィールが正しければ(どの口が言ってんだよ)ベンチャー企業の社長。アラフォー。

お金余ってるなら募金にでも充ててろ。

つーか知らない花をどうやって用意すんだ。

あと、今どき花貰って嬉しい女子って存在するのかな。彼の発言はそんな疑問の種を私の心に植え付けた。未だに芽は出ていない。多分、永遠に花開くことはない。

 

②お花とお話おじさん

①のお花プレゼントおじさんの亜種だと思われる。

この人もこちらの花の画像に食いつき、

「お花とお話できるなんて!」

なんじゃそれ。お前も産まれる時代間違えてるじゃん。寒。

それともダジャレのつもりなのかな。

おじさんの頭の中のほうがキレイなお花咲いてるよ。

 

③問答ドレッド

ドレッドヘアに謎ポエムがプロフィールの彼。インパクトの大渋滞。

恐いもの見たさでライク。

案の定マッチ成立。

マッチして開口一番、

「あなたにとって出会いとは?」

と謎の問答がスタート。

こういうの待ってた。

自分の語彙に酔ってる。

自分はカッコいいと勘違いしてる。

さあトークするか。

とりあえず無難な答えを返すと、

「それってどういう意味?」

さらに返すと、

「さっき言ったことと矛盾してない?」

うわぁ。お前はソフィストか。古代ギリシャあたりから転生してきたんか。

その後も付け焼き刃の屁理屈で何とか切り返し続けたけど、何を返しても粗探し。逆転裁判かよ。

ようやく質問攻めが終わったと思えば

「君、面白いね。」

あんたの方が圧倒的に面白いわ。

 

④ネガティブ陰キャ

プロフィール画像が真っ白だったので逆に気になった。もちろんマッチ成立。

トークしても、

「なんで僕なんかにライクしたんですか?」

『画像が気になったからですよ。何で真っ白なんですか?』

「顔を出した方がいいのは分かってるけど容姿に自信がないです。」

などとネガティブ全開。何でtinderやってんだ。

さすがに可哀想になってきたので自信を持つようにアドバイス

オカマバーのママか何かかよ?

確かにやってることはオカマなんだけどさ。

 

⑤プロフィール全部下ネタ系

これは複数いた。いわゆるヤリモクなんだろう。こちらはあくまでもトークが目的なので、実際に会いたいと言われたらブロックして次の男を探していた。でも、会う前提のこういう人たちはマッチ後すぐに「会ってヤりたい」旨を伝えてくるので話が続かない。なので出来れば避けたいのだが、あまりのマッチ成立率に疲れ、相手のプロフィールはあまり見ずに脳死でライクしているとマッチしてしまう。

トークがある程度進んだとしても、会おうと言ってきたとき、プロフィールを改めて確認すると、舐めるのが上手いだのアソコがデカイだの、そんなことばっかり書いてあったりする。欲望に素直に生きられて羨ましいなぁ。

 

⑥遠回しにしかモノを言えないモヤシっ子

この界隈では定番なのか、結構な確率で

「今日何してる?/してた?」

って聞かれる。

(これがイケイケ男子の手口だと知れたのは大きな前進だ。)

その場合は無難にアルバイト、あるいは大学と答えている。

しかし、それに対して、

「疲れたでしょ?ストレスもあるでしょ?発散したくない?」

って返してきたのが数名いた。

直球で来いよ。なぜ曲げた。

多分、こっちから「会いたい」旨の言質を取りたいんだろうが、そうは問屋が卸さねぇ。何故なら俺がネカマだから。会う気は更々ねぇ。

だから話が一向に進まない。

 

でも、会いたい相手に対しては有効そうな手ではある。勉強になりました。

 

脳筋東大生

プロフィールが嘘じゃなければ(だからどの口が(ry)、東大生で、体育会系の運動部に所属しているという文武両道な彼。

そんな彼が、挨拶と自己紹介の直後に放ったセリフが

「今度飲みに行こうよ!」。

東大生と脳筋が両立できると知った瞬間である。

高学歴らしく、スマートかつロジカルに口説いて欲しかった。或いは、彼の絶対的自信がそうさせているのだろうか。それとも、世の女性たちは皆、高学歴に誘われたらホイホイついていってしまうのだろうか。

 

⑧一発目のメッセージで「あ」一文字だけ送ってきたやつ

俺はスーモか。

スモ♪スモ♪スモ♪スモ♪スモ♪スモ♪スーモ♪って歌えばいいのか。

それとも小林製薬か。

おクスリ出してやろうか。

てか、まともな挨拶も出来ねえのか。

小1の道徳の単位落としてるぞ。

必修だから再履してこい。

「はじめて あった ひとには きちんと あいさつを しましょう。」って小学生と一緒に音読してこい。

 

 

とりあえず目立ってたのはこんな感じ。

恋愛系ステータス無振りの僕の主観なので、

全然おかしくない、むしろ正解な振る舞い方もあったかも知れないが。

これを糧にもう少し頑張ってみよう。

とか抜かしてたらもう年末。

まだ先だと思ってたオリンピックも目の前。

こんなんだから駄目なんだろうなぁ。

 

おとなしく家で独りでポケモンやってます。